先日、顎関節を歯科医と鍼灸師と整体師で集まり勉強会をしました。
整体師の領分としては、アゴの周辺筋肉やリンパや頚椎などを整えることで、左右のアゴの緊張をとり症状の軽減を計る方法を取るのですが、顎関節症はなかなか解消が難しいと今まで感じていました。
なぜかってうちの奥さんが顎関節症で口をあける時にパキっと言う音が出ます。何度施術してもいい一時的にはいいのですが、継続的ないい結果が出なかったからです。。
まずどうしても原因となる部分が曖昧なので、緩んだ筋肉も２～３日たって元に戻ってしまうのです。
顎関節症の要因となるのは、ストレスや歯のかみ合わせと言われているのですが当方には歯のかみ合わせを見ることは出来ません。
こうなれば友人に優秀な歯科医と鍼灸師がいるではないですか！
集まって勉強会をと言うことになり、うちの奥さんを実験台に行いました。
まずは、鍼灸の経絡を使った施術を説明を聞きながら行ってもらいました。
アゴへの施術かと思いきや、まずはお腹の触診、ふむふむ、この辺は私が行う整体とそんなに変わらない。いやずいぶんと診断の方法が、瘀血に膵臓の腫れに糖の取り過ぎなどとう～ん勉強になるな～。
鍼灸師の中村くんは５年前に私と一緒に山本整体で４年働いていたのですが、どうしても鍼灸の資格が取りたいと言って鍼灸の資格をとったという逸材です。
ちなみに彼の鍼灸師匠はブラジルのイスラエル人４カ国話せる彼ならではの世界観です。
そして次に、足への施術が始まりました。あれ。。。アゴですよ。
次は腕とそして鎖骨の下と肩のアプローチへ、だいぶアゴへ近づいてきた。この時点でずいぶんアゴの音が軽減していました。そして最後にアゴへのアプローチで終了。 当初は１．５㍍離れたと頃からでも十分に音が聞こえていたのですが、最終的には３０㌢くらまで近づいて聞き耳をたてないと音が聞こえなくなりました。 一度の施術でここまで行くなんて凄いな～と思っていたら。 施術した中村くんはくっそ～まだ音がなるか悔しいな～っと本気で悔しがってるんですよ＾＾；
口の中を覗いてみて、やっぱりそうか！
奥さんは、奥歯の噛み合わせが悪く、中間の歯で食事をとっているから骨隆起ができて、アゴの関節にガツンと力が加わるためにっと・・・・詳しく説明して頂きました。 なるほど～整体で何度施術し調整しても直ぐに食事をとれば緊張しアゴに緊張が来たり首・肩こりになるのは、歯のかみ合わせが悪かったからなだと原因がみつかりました。
原因がみつかれば後は、前原さんに頼み奥歯のかみ合わせをなおしてもらうことを約束して頂きました。
今回のこの勉強はかなりの収穫が得られたと思います。
鍼灸・歯科・整体と身体を調整する仕事で集まって勉強会ができた事は人と人との繋がりに本当に感謝です。
コメントをお書きください