それは、昼食を摂ることによって腸の消化活動が活発になっているからです。
食べたものを消化するため、消化器(腸や腎臓)への血流が最優先され、その分頭には血が回らないのです。
生物にとっては、頭を使うことよりも「食べること」の方が大切なんですね。
というわけで、今日は腸の話。
腸は実は第二の脳と言われるほど自立した機能を持っています。
脳の指令は一切受けません。
人間が脳死しても栄養が腸で吸収されるのはこのためです。
また、腸にはパイエル板という免疫細胞の待機場所があり、異物が腸へ入って来た時にはそのパイエル板の分析によって免疫細胞が出動します。
「考える」という作業は脳の専売特許ですが、腸にも自ら考えて働くという能力があります。
腸内には、情報を感知する細胞と、その情報を細胞や神経に伝達して仕事を促す各種のホルモンが緻密なネットワークでつながっています。
それにより、脳が働いていない睡眠時でも、腸は動いているのです。
そして、腸は自律神経の働きがバランスよくなったときに活発に動き出します。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、交感神経は車で言うアクセルの働きをし、副交感神経はブレーキの役割をします。
日常では、仕事中の集中しているときや車の運転、スポーツなどをしているときには交感神経が働き、体を動かしたり物事を考えることに特化します。
そして、ゆっくり過ごす時間、入浴時間や寝ている時間、食事の時間などには、消化器官(主に肝臓や膵臓、腎臓、小腸)を働かせるために副交感神経が働き始めます。
しかし、この自律神経はどちらかが何らかの形でバランスを失って偏ってしまうことで、様々な症状を発症しやすい状態になります。
特に、現代社会ではストレスがかなり多くなってきており、交感神経の働きが過度になりやすい世の中になってきてしまっています。
こういった交感神経の過度な働きは、胃や腸などの働きを阻害し、緊張させてしまいます。
そうなると、便秘や免疫力の低下になりやすく、疲れも取れない、顔色も悪い、病気をしやすい状態になってしまいます。
当院では、そういった胃腸の緊張を最初に緩め、副交感神経を優位に持っていき、小腸にあるパイエル板の働きを促すことで回復力を高める施術を行っています。
体の健康は腸から!です。
お知らせ
あさって8/31は当院の事情によりお休みさせていただきます。
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Garnet Packard (水曜日, 01 2月 2017 21:37)
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Austin Mickley (土曜日, 04 2月 2017 01:55)
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