項頸部から僧帽筋エリアの諸筋に生じる主観的に詰まったような、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候の総称。
この症状に対する原因には諸説あるものの、確定的な診断方法や治療法はなく、腰痛などと並んで不明な点がとても多い疾患といわれています。
今の医学ではよくわからない症状となっているようです。
それはなぜかって大方の肩こり7割~8割の肩はこりではなく肩の引っ張りだからです。
まず肩周辺のこりの前に…
肩や首の筋肉が他の筋肉から引っ張られてしまうことで、肩の筋肉(僧帽筋)の血管が圧迫され狭くなり血流が滞るために肩がこってきます。
引っ張られるってどこから?
腕 とお腹から引っ張られてしまいます。
手作業をしていると腕の筋肉が張ってきます。
張ると腕が硬くなり肩の筋肉を引っ張り必然的に硬くなります。
手首や手のひらが張ってきて腕の張りがでます。
上腕二頭筋や上腕三頭筋が曲者です。
上腕三頭筋が固くなると脇(腋窩リンパ節)が詰まりリンパの流れが悪くなり、筋肉の回復が遅れ肩こりが治りにくくなります。
さらに腹部の固さも重要です。
長時間の緊張やストレスが掛かると
お腹(胃腸)が收縮しカチカチにこり、そこから胸筋を引っ張ります。
また脇や胸のリンパ節に悪影響を及ぼし、首の筋肉(胸鎖乳突筋)まで引っ張ります。
胸鎖乳突筋の固さから、頭痛や目の疲れまたは歯の痛みが出てきます。
~施術内容~
・内臓の調整
・胸筋、胸鎖乳突筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、肩回りの筋の緊張をとる
・自律神経調整(場合により)
ただ単純にこっている所をほぐすのではなく、原因をつきとめて良くしていく事が大切です。
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